懸賞で当たった車を売る方法は?買取価格の相場は新車の6~8割!

懸賞で当たった車は1年間は売却不可というルールが多いのですが、そうしたルールがなければすぐに売れます。また、ルールがあってもその期間の満了後には、自由に売ることが可能です。

そのような状態で車を売るとき、気になるのは「どうやって売るのか」「新車の何割くらいで売れるのか」という点でしょう。他にも「当選したときに自己負担する費用はあるのか」という点も気になるかと思います。

この記事では、上記の内容を中心に「懸賞で当たった車を売る方法」についてまとめていきます。すでに懸賞で車が当たった人にも、これから当てたいという人にも、参考にしていただけるでしょう。

「1年間は売却不可」というルールが多い

懸賞
引用:日産ルークス 家族のミカタ プレゼントキャンペーン | ベネッセ

車の懸賞では、半分ほどの企画が「1年は売却不可」となっています。モニターという理由もあれば、純粋にメーカー側が「車に乗ってほしい」と思っているという理由もあります。

たとえば、上の日産ルークスの懸賞の場合「車両納車後の転売については、納車後1年間は禁止といたします」と注意事項に書かれています。

懸賞

引用:ゴルファーズドリームキャンペーン2020 | ゴルフダイジェスト

ゴルフダイジェストが企画した、スバル・レヴォーグが当たる上の懸賞も「車両納車後の転売について1年間は転売禁止といたします」と書かれています。

懸賞
引用:FM大阪 開局50周年記念 LAUGH&MUSIC プレゼントキャンペーン supported by スズキ自販近畿

上のFM大阪が企画したスズキ・ハスラーが当たる懸賞でも「車両納車後の転売についても1年間は転売禁止といたします」と書かれています。

このような理由で1年は売れないことが多いのですが、その期間を過ぎれば売れます。また、半分程度の懸賞には売却についてのルールが特に書かれていません。これらの車はすぐに売れる可能性もあります。

懸賞で当たった車を売る方法

車

懸賞で当たった車を売る方法は、主に2つの手順に分かれます。①所有の手続き、②売却の手続きという2つの手順です。

売却の手続き自体は普通の売却と同じです。最初に所有の手続きをしてすぐに売るという点が、通常の売却とは異なっています。

所有の手続き

所有の手続きは、主に必要書類を懸賞の主催者に送るのみです。全体的には簡単ですが、唯一手間がかかるのは車庫証明。当たった車を保管する車庫や駐車場を確保できていることを、警察署に対して証明する必要があります。車庫証明で提出する書類は、下のものです。

名称 内容
自動車保管場所証明申請書 メインとなる申請書
所在図・配置図 車庫の位置を示した地図
自認書 車庫が自己所有の場合、それを認める書類
保管場所使用承諾証明書 車庫を借りている場合、使用権があることを証明する書類

申請書と所在図・配置図は全員が共通して提出します。残り1つの書類については、車庫や駐車場が自己所有か賃貸かで分かれるという形です。合計で3つの書類を提出します。

普通車の車庫証明は、警察署の窓口だけでなくワンストップサービスというシステムを用いたネット申請も可能です。軽自動車はこのワンストップサービスを使えませんが、代わりに郵送での申請ができます。

普通車は郵送での手続きができないものの、郵送での「受け取り」は可能です。申請時に地区の交通安全協会に申し込めば、協会が車庫証明書を警察から受け取り、それをあなたに郵送してくれます。

売却の手続き

これは通常の車の売却と同じです。業者の査定を受けて、価格に納得できたら売ります。その際の手続きはすべて業者が代行してくれます。

重要なのは「高く買ってくれる業者選び」です。この業者選びでは、一括査定を使うのがおすすめです。

懸賞の車の買取価格目安は新車の6~8割(調べ方と2つの実例)

「懸賞で当たった車は新車価格の何割程度で売れるのか」という点は、特に気になるところでしょう。この結論は「6~8割程度」ですが、その調べ方と2つの実例を紹介します。

懸賞の車の買取相場の調べ方(未使用車の販売価格を調べる)

懸賞で当たった車の買取相場は、中古車市場で「未使用車」の販売価格を調べるとわかります。懸賞で当たった時点で一度新車登録をするため、その時点で中古車という扱いになるのです。

しかし、中古車ではあるものの、まだ使っていないため未使用車という分類になります。正式名称は登録済未使用車(届出済未使用車)です。

ここでは、カーセンサーで未使用車を検索し、新車の何割ほどの価格で売られているかを紹介します。

推定で6~8割の例(トヨタ・ヴェルファイア)

ヴェルファイア
トヨタ ヴェルファイアハイブリッド 2.5 ZR 4WD 登録済未使用車

まず、トヨタ・ヴェルファイアの例です。未使用車で本体価格が500.5万円となっています。わかりやすく500万円としましょう。

次に新車の価格を見ます。先ほどの中古車と同じ「ハイブリッド、2.5L、ZR、4WD」という条件です。この条件で、下の画像のとおり541.9万円となっています。こちらはわかりやすく550万円としましょう。

新車
引用:ヴェルファイア「価格・グレード」| トヨタ

両者の数字を合わせると、新車なら550万円の車が、未使用車で500万円になったといえます。単純計算で、9割の価格になったということです。

この9割というのは「中古車業者が販売する時点の価格」です。販売価格で9割ということは、買取価格は6割~8割になると考えられます。

推定で6~7割の例(ホンダ・オデッセイ)

オデッセイ
引用:ホンダ オデッセイ2.4 アブソルート

ホンダのオデッセイの未使用車は、上の画像のように297.8万円で売られています。画像左下のグラフを見ると、この未使用車が市場に出回った時点では約310万円だったことがわかります。所有者が売った時点での買取価格に関わるのはこちらの数字であるため、こちらで計算します。

オデッセイ
オデッセイ「タイプ・価格・装備」| ホンダ

同じ条件のオデッセイ(アブソルート・センシング・8人乗り・ブラックパール)の新車を調べてみましょう。上の画像のように392.1万円となっています。わかりやすく390万円とします。

390万円の新車が310万円になったので79%、おおよそ8割です。販売価格が8割ということは、買取価格が6割~7割になると考えられます。

ここまで述べたような2車種の例をまとめると、懸賞で当たった車は新車の販売価格の6~8割で買い取ってもらえる可能性が高いといえます。

懸賞で車が当たった時にかかる4つの費用

電卓

懸賞で車が当選したら、まずは自分の車両として登録します。その時点でかかる4つの費用について説明します。

自賠責保険

いわゆる強制保険で、必ず入らなければいけません。加入は最短1カ月から可能で、1カ月の保険料は5,810円が目安です。懸賞当選後すぐに売る場合は、この保険料がかかります。

1年間売れないという場合は、売却する最後の1カ月も考慮して13カ月の加入が必要です。13カ月では8,400円が目安であり、1カ月の保険料と比較してもそれほど高くはありません。

【参考】自賠責保険基準料率表

検査登録費用

車を所有する前に、検査・登録を受ける必要があります。この手数料は、手続きを自分でしたとして2,000円~4,000円程度です。業者に手続きを依頼する場合、手数料が上乗せされます。

車庫証明費用

車を正しく保管できる車庫や駐車場を持っていることを証明します。必ずかかる法定費用は2,600円前後です。神奈川県は2,600円、福岡県は2,700円と、都道府県によってわずかに異なっています。

懸賞の主催者や車の販売元のディーラーなどに依頼する場合、代行料金が1~2万円程度かかります。

リサイクル料金

その車をいつか廃棄処分するときの費用を前払いするものです。懸賞の車を売る場合は廃棄の必要がないため、売却後に還付されます。そのため、これはあくまで一時的な出費です。

金額はメーカーや車種によって異なります。目安としては、普通車で10,000万~18,000円程度、軽自動車で7,000円~16,000円程度です。

懸賞で車が当たったときにかかる6つの税金

税金

懸賞に当選しただけでかかる税金は6種類あります。それぞれ解説していきます。

自動車税

排気量に応じて金額が決まる税金です。懸賞の場合、車が自分の名義になった月から、月割で12月までの分を支払います。

たとえば、7月に自分のものとなったら、7月~12月の6カ月分を支払います。そして、3カ月で売却した場合は余分に支払った3カ月分が還付されます。

自動車重量税

新車取得時にまとめて3年分払う税金です。懸賞の車は新車なので、3年分の支払いが必要になります。

まとめて支払うものの、すぐに売った場合は大部分が還付されます。もし1カ月で売ったとしたら2年11カ月分、1年で売ったら2年分が還付される仕組みです。

【参考】使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について(PDF)

環境性能割(旧・自動車取得税)

以前は、車を購入したときに自動車取得税がかかっていました。これは2020年10月に廃止され「環境性能割」という税金に変わっています。

税率は0~3%で、燃費性能に応じて税率が代わります。もっとも燃費が良い車なら非課税となります。

源泉所得税

懸賞で当たった車は、一時所得として所得税の対象になります。

そして、企業は車をあなたに渡した翌月、源泉所得税を国に払います。そのため、あなたに対して「源泉分を最初に引く」手続きをします。会社から月給をもらうとき、毎月約10%天引きされていますが、それと同じ仕組みです。

所得税

源泉所得税は、車の受け取りと同時に自動的に引かれるもの。所得税は「翌年に確定申告してから払う」ものです。

これがいくらになるか、税率がどれだけになるかはあなたの年収次第です。確かなことは、源泉徴収ですべての所得税を払い終えていることは少ないので、追加の所得税の納税が、3月以降に大抵必要となることです。

住民税

所得税は国に払う税金ですが、住民税は地方に払う税金です。税率はほぼ一律で10%です(法的な標準税率が10%)。

住民税は源泉徴収とは関係ありません。そのため、懸賞の車に対して、10%がほぼ確実に課税されます。

車の売却については税金がかからない

車の「所有」については、ここまで書いたとおりの税金がかかります。しかし「売却」については税金がかかりません。

車を売って税金がかかるのは「取得時より高く売れて利益が出た」場合のみです。懸賞の車の場合、売るときには新車価格の6~8割程度になるのが相場。そのため、利益が出ることはまずなく、売却での税金はかかりません。

懸賞で当たった車を高く売るには一括査定の利用がおすすめ

懸賞で当たった車も、査定価格は業者によって異なるもの。そのため、一括査定サイトを利用して、できるだけ多くの業者から見積もりを取るのがおすすめです。ここでは、特におすすめできる一括査定サイトを3つ紹介します。

カーセンサー

カーセンサー

カーセンサーは最大30社の査定額を比較できるのが特徴。この記事で紹介したように未使用車の情報掲載も多く、業者が示す査定価格が適正であるかもわかりやすくなっています。

査定の申し込みは90秒で終わる簡単なもの。車種や年式、走行距離や個人情報など、ごく基本的な内容を回答するのみです。

申し込みが完了すると、買取店から電話やメールで連絡が入ります。すぐに業者と直接コンタクトを取れるため、早めに車を売りたい人に適しています。

カーセンサーの無料一括査定に申し込む

ユーカーパック

ユーカーパック

ユーカーパックは7項目・30秒の簡単な情報入力で、最大5000社から見積もりを取れる一括査定サービスです。情報を入力して送信すると、すぐに概算価格が表示されます。その後、ユーカーパックのコールセンターから連絡が来ます。

その連絡で査定日を決め、最寄りの提携店舗で実車査定を実施。この査定結果が、全国のユーカーパックネットワーク内の会社に共有され、関心を示した各社がオークションのように入札価格を示していきます。

1回の実車査定を受けるだけで大量の業者からの入札をもらえるという点で、特に最高額を期待しやすい一括査定のサービスの1つです。

ユーカーパックで完全無料の30秒査定を受ける

グーネット買取

グーネット

グーネット買取は、一括査定とはやや異なる「買取相場検索」ができるサイト。基本的な情報を入力することで、その条件での買取相場がすぐにわかります。

データは30万件の情報を元に算出される正確なもの。相場検索はWebのみで完結し、業者からの営業電話がかかってくることもありません。

懸賞の車をまだ売るかどうか決めておらず、ひとまず「売るならいくらになるか知りたい」という人におすすめです。

まとめ

懸賞の車の売り方は簡単ですが、注意すべき点は当たっただけで一定の税金と費用がかかるということ。1年間売れないというルールだと、これらの費用に加えて1年間の維持費を払う必要があります。1年縛りのルールがある懸賞は、その車に乗るつもりがある人だけ申し込むのがいいでしょう。

逆に1年縛りのルールがなければ、すぐに車を売ることで諸経費もカバーできます。その際は、記事中で紹介した一括査定のサービスなどを使い、より高く買い取ってくれる業者を見つけるようにしましょう。

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